ピーチラックの成分と副作用を徹底分析!授乳中や妊婦でも飲めるの?

ピーチラックは乙字湯という古来からある漢方の処方に基づいて作られています。6つの生薬がピーチラックの成分として使われています。

 

具体的にどんな生薬が使われているのか、どんな副作用があるのか、授乳中や妊婦の方は飲めるのかなど、成分・副作用周りで気になりがちなところを徹底分析し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてください。

 

 

ピーチラックの全成分の効果と特徴まとめ

成分(生薬) 効果と特徴
トウキ(当帰) 女性特有の貧血、冷え性、生理不順、便秘などのいわゆる婦人病に効果を発揮することで知られる生薬。セリ科のトウキを湯通しして乾燥させたものでセロリのような独特の芳香があるのが特徴
サイコ(柴胡) 炎症や脇腹の圧迫感、寒気と発熱が交互に現れる症状などに効果を発揮することで知られる生薬。品質の高いことで知られる静岡県の三島で取れるセリ科ミシマサイコを使用し、根を乾燥させて使用する。酸味のある強い香りが特徴
オウゴン(黄芩) 消炎効果があり、下痢や腹痛などの症状にも効果を発揮することで知られる生薬。シソ科のコガネバナの根を乾燥させたもので、花は紫色だが根が黄色いという特徴があることからコガネバナと呼ばれている
カンゾウ(甘草) 緊張を緩和させたり喉の渇きを止める効果や、喉の痛みや咳を鎮める効果を発揮することで知られる生薬。マメ科のカンゾウの根を乾燥させたもので、グリチルリチン酸という砂糖の50倍甘い強い甘味成分を豊富に含むのが特徴。漢方の7割に使用されているほど一般的な生薬
ショウマ(升麻) 熱を下げたり痛みを抑える作用や、発汗を促して毒素を体の外に出したり、炎症を抑える効果があることで知られる生薬。キンポウゲ科のサラシナショウマの根茎を乾燥させたもので、刺激性の強い味がするのが特徴
ダイオウ(大黄) 大腸を刺激し、便秘を改善したり排便を促したりする強力な下剤としての効果があることで知られる生薬。タデ科ダイオウの根茎を乾燥させたもので、「将軍」という異名が付くほど強い効果を持つ生薬として漢方では重要な役割を担っているのが特徴

 

女性が直面しがちな症状に対して効果を発揮する生薬が多く含まれている

婦人病に対して効果を発揮するトウキをはじめ、便秘に対して強力に作用するダイオウなど、女性特有の症状全般に効果を発揮する成分がピーチラックには多く含まれていることがわかります。

 

切れ痔やいぼ痔を想定した炎症を抑える効果を発揮する成分が複数含まれている

炎症を抑える作用を持つ生薬が複数含まれているのもピーチラックの特徴です。サイコ、オウゴン、カンゾウ、ショウマにはそれぞれ消炎作用がありますので、切れ痔やいぼ痔など、お尻で炎症を起こしている箇所に対して効果的に作用します。

 

大腸を刺激し、排便をしやすくするダイオウが含まれている

便が固く、排便の度に痛みを伴う、という人の症状を和らげるために、強力な下剤効果があるダイオウも含まれています。配合量自体は少ないので、下剤というほどの効果は発揮しませんが、軟便になり、排便時の負担が下がることが期待できます。

 

使われている成分の特徴や効果をすべて確認すると、古くから痔の症状に使われてきた乙字湯の漢方の処方だけあって、痔に対して必要な効果を発揮する生薬が一通り含まれていることがわかります。

 

 

ピーチラックの成分と副作用を徹底分析!授乳中や妊婦でも飲めるの?

 

ピーチラックの全成分の副作用の有無まとめ

次に、ピーチラックで使われている全ての生薬の副作用について調べてみました。使用重量の多い順に、ピーチラックの生薬と副作用について記載していきます。

 

  過剰摂取による危険度 副作用の種類
トウキ(当帰) 鼻血や耳鳴り、中耳炎などの副作用
サイコ(柴胡) 間質性肺炎という肺の間質という組織に炎症を起こす種類の肺炎の副作用
オウゴン(黄芩) 肝機能障害や発熱、空咳などの副作用
カンゾウ(甘草) 偽アルドステロン症と呼ばれるむくみや手足の力が抜けたり、血圧が上がったり、疲労感を感じたりする副作用の他、低カリウム血症という血液中のカリウムの濃度が低くなる副作用
ショウマ(升麻) 刺激性が強く、大量に使うと嘔吐やめまいなどを引き起こす副作用
ダイオウ(大黄) 下痢や腹痛の副作用の他、子宮収縮といって、子宮が張った状態になり、破水からの流産につながる恐れがある副作用もあるため、、妊婦が飲むのは厳禁

 

効果が強い分、副作用となる成分も多い

これは漢方というもの自体の特徴とも言えますが、一般的なサプリ等と比べて、効果が強い分、副作用となる成分も多いことが上記の表からも分かります。なので用量用法をしっかり守って飲むことがとても大切です。

 

妊婦や授乳婦の方の使用は厳禁

ピーチラックには妊婦や授乳婦の方は使用してはいけない成分が含まれているので飲んではいけません。特にダイオウは子宮収縮の副作用がありますので、破水、流産の原因になることがあります。

 

また、軟便になる成分も含まれており、乳を通じて赤ちゃんに成分が届くことで、赤ちゃんも下痢になってしまう等のリスクがありますので、授乳中の方も使用は避けましょう。

 

空咳や脱力感などを感じた場合は重大な副作用の可能性があるので即使用をやめて病院に行くこと

ピーチラックで使われている生薬には特に重大な副作用として、間質性肺炎と偽アルドステロン症の2つがあります。

 

間質性肺炎というのは肺の組織である間質が炎症を起こすタイプの肺炎で、偽アルドステロン症はホルモンの一種であるアルドステロンが過剰分泌されたように見える症状が起きるというものです。

 

それぞれ空咳や手足の脱力感などが特徴の症状ですので、起きる頻度は高くないですが、万が一該当するような症状を感じた場合には、即刻使用を中止して病院にかかるようにしましょう。

 

こうして一通りピーチラックの副作用を確認すると、それなりに重大なものもあることが分かるかと思います。強力な効果を発揮するものは副作用もありますので、用法用量を守った上で、注意して使うようにしましょう。

 

ピーチラックの成分と副作用を徹底分析!授乳中や妊婦でも飲めるの?

 

ピーチラックは授乳中や妊婦でも飲めるのか?

すでに副作用のところでも記載しているのですが、気になる方も多い項目で、重要な点なので改めて記載をしておきます。

 

結論として、ピーチラックは授乳中の方や妊婦の方は飲めません

 

授乳中の方がピーチラックを飲めない理由は、乳を通じて赤ちゃんにピーチラックの成分が届いてしまう可能性があるためです。

 

ピーチラックは強い成分を含んでおり、また赤ちゃんは体重が少ないため、少量の成分でも大きな影響を受けてしまいます。

 

大人が飲んでも軟便になる程度の成分であっても、赤ちゃんに成分が届いてしまうことでひどい下痢を起こしてしまう可能性もあるわけです。

 

そうすると脱水症状や栄養失調の原因になってしまいます。なので授乳中の方はピーチラックを飲んではいけません。

 

また、妊婦の方は、ピーチラックに限らずダイオウが含まれている漢方は使用厳禁です。子宮収縮の副作用があるため、破水からの流産の危険があるためです。

 

ピーチラックは妊婦や授乳中の方以外が使用するようにしてください。

 

ピーチラックの成分と副作用を徹底分析!授乳中や妊婦でも飲めるの?